
アナトルのコールドホイル硬化装置で適切な温度を得るには
アナトルの装置を使っている人なら、その苦労がよくわかるでしょう。コールドホイル用接着剤を硬化させるためには十分な熱が必要ですが、少しでも熱が強すぎると、基材が焼けてしまいます。まさに綱渡りのような状態です。
高価なOEM製のランプの代わりに国産の赤外線管を使う場合、適当に扱ってはいけません。1平方センチメートルあたりの放射エネルギー量を正確に一致させる必要があります。ワット密度が間違っていると、接着剤がしっかり固まらないか、フィルムが変形してしまいます。どちらも良い結果ではありません。
熱に関する詳細
私たちはワット密度にこだわっています。元の仕様と同じ効果を得るために、フィラメントの長さや電圧を調整します。
ほとんどのアナトル装置は短波赤外線を使用しています。純度の高い石英ガラスを使うのは、波長が接着剤層を素早く通過できるからです。しかし、プロの秘訣としては、電流値をチェックすることです。もしトランスが供給する電圧よりも低い電圧のランプを使ったら、数日以内にフィラメントが壊れてしまいます。
ハードウェアについて
こちらではハロゲン入りの石英ガラスを使用しています。なぜかというと、ハロゲンの作用によりタングステンがガラスに付着するのを防げるからです。これにより、光が澄んでおり、長期間にわたって安定した熱が得られます。
また、これらの部品は直接交換可能な設計になっています。配線やコネクタも既存のものと同じ形状です。つまり、特別な調整をする必要はなく、そのまま接続すればよいのです。制御ボックスや配線を再配線する必要もありません。
人々が忘れがちな点
高密度の赤外線ランプは、反射器に大きな負担を与えます。もし反射器に傷や酸化があると、熱の30%も無駄になってしまいます。ランプが明るく光っていても、実際には基材が必要な温度に達していないことがあります。
ランプを交換する際には、反射器の清掃も忘れないでください。それだけで大きな違いが出ます。
最後に、ワット数が高いランプを使うと、硬化室が非常に熱くなります。排気ファンが正常に動いているか確認してください。そうでなければ、作業途中で機器が停止してしまう可能性があります。